CRAZY DAYS!

コペンハーゲンに留学中の日本人大学生のブログ。アイデアを客体化させる場所。

住まいと体調不良

9月の中旬から下旬まで咳ぜん息を発症し体調絶不調(今は完治)でキツかったのに、この時期に再び体調悪化。幸いに前回と全然違って全く咳が出ないけど、夜によく眠れないため、朝起きれず、日中は時折頭痛と常に身体が怠い。食事の量は1/2以下。どういうわけか、こっちに来て貧弱な身体になってしまった。殆ど何もしていないのにすぐ疲れてしまうからとても悔しい。

今思えば、こっち来る前すごく食べてたな。ジム、ロードバイク、スケボー、水泳をして一日4食くらい食べていたから、確実に3500kcalは一日取っていただろうか。自分でも痩せたなって感じはしている。この前、日本にいる友達とSkypeしたら「なんか、やつれたね」って言われる始末。痩せたなとは思っていたけど、やつれたのか...

運動をほとんどしていないせいか、日照時間が短いせいか。よく分からない。日照時間が短い生活は別に嫌いではない。寧ろ、表情をよく変える空を見るのが好きだから、割と楽しんでいるのかも。



以前のブログで書いたように、考えられるの原因の一つは住まいだろうか。

今住んでいる部屋を選択する時、なるべくお金を節約したかったから一番安い部屋(キッチン、バスルーム、ベットルーム全てシェア)を選んだ。それが今住んでいるところ。それでも家賃は5万円(コペンハーゲンの住宅事情については別の記事で記述予定)。そろそろ4ヶ月経つんだけど、ベッドルームまでシェアするのはキツすぎる。どんなにルームメイトが良い人でも、プライベートなスペースがないのはダメだなと実感。


まず、僕と今のルームメイトのライフスタイルが違いすぎた。

日本にいた時、平日休日関係なく夜の12時、遅くとも1時に寝て、翌朝の7時や7時半に起床するというかなり規則正しい生活を送っていた。今のところでは、大抵遅くまでルームメイトが起きていて、早くて深夜1時、遅くて3時に寝るから、パソコンのキーボードのタイプ音やライトの明かりで向こうが寝るまで基本的に僕は寝れない。向こうは完全な夜型。僕は朝型。必然的に寝る時間が遅くなるので、朝は早く起きれない。用がある時は起きるんだけど、睡眠時間が4時間の場合もあるから、日中のボーッとしていることが多いし、夕方の6時とか変な時間にものすごく眠くなる。一時期、うまくマネージメントできていたと思っていたんだけど、そんなことはなかったのね笑


次に、一人の時間がほとんどない。

デンマーク人の友達に「日本の何が恋しい?」ってよく聞かれる。最近は、家族でも愛犬でも日本食でもなく、専ら「一人暮らししていた家(アパート)」と答えるようにしている。今と同じぐらいの家賃で約9畳の完全プライベート・ワンルームに住み、ネットは超高速で、トイレとお風呂は別、実家に比べれば狭かったがキッチンは今のところよりかなり広く、電子レンジやトースターもあり、料理も楽しめていた。音楽やCNNのラジオを流しながら課題に向かい、時間がある時は大声で笑いながら遠くに住んでいる友達とSkypeしていたのが懐かしい。贅沢な生活していたんだなとつくづく思う。今はルームメイトに迷惑かけないようにしないといけないから、電話の用は必ずキャンパスで済ませるし、匂いを考えて部屋でお酒をほとんど飲まなくなった。


僕のルームメイトはすごく優しいから「そんなに気にしなくていいよ」みたいなことを言ってくれるけど、やっぱ自分の好きなように振る舞って人に迷惑かけるのは申し訳ない。

この前、僕が書いたギャップ・イヤーのインタビュー記事( 幸福とは? Vol. 1 ギャップ・イヤーについてのインタビュー )で僕の友達が言っているように、一人の時間や空間を持つという意味での「住まいが保障されている幸せ」って本当に大切なんだと3ヶ月と少しの期間で実感した(ちゃっかり自分の記事を宣伝笑)。

この状況に加えて、日本であれだけ運動していたのに今では全くしていない。そりゃ、必然的に筋力も体力落ちるよね。ウエスト周りと肩周りの筋肉の減りが顕著で服にすごくゆとり出てきた笑



この状況を何とかすべく、来月引っ越します。場所は空港近くで閑静な場所。24時間動いているメトロ沿いでキャンパスには電車の乗り換えなしに行けるのがすごく嬉しい。家賃は値上がりするけど、もう結構限界だから仕方ない。日本の同じ大学から来て苦楽を共にしたルームメイトとの生活もあと2週間と少し。自分なりに楽しもう。

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こんな感じの空模様って日本では見れなかった気がする。いや、ただ気づかなかっただけなのか。